■「新編東京繁盛記」(岩波書店)によると、まだ 銀座が出来立てだった頃、立派なレンガ建築に誰も住もうとしなかったそうです。せっかく国費で建てたのに、ずいぶん嫌われていたらしい…。

その頃、銀座のレンガ建築は
「住めば、みなゲジゲジになめられて死ぬ」

と考えられていたのです。可笑しい〜

実際、「気候風土に馴染まぬ外国人が建てた家であるから、お茶や呉服はベトベトになって、ダメだった」とのこと。

エドッコ達は、その近所に 「それ見たことかと、総ヒノキのプンプン香り高い木造家屋」をツラアテがましく建てたのです。うわっ!涼しそう!

それにしても “住めばゲジゲジになめられて死にそう”な風土って!

これ、あんまり考えたくないないですよね…。
できれば、サラサラ空気の未来都市に寝起きしたい!
せめてビルヂング中だけでも、エアコンでイギリス化したい。
そう思うのが人情でしょう。

でも、残念なことに、この気候は決して変えられないのです。
工夫して折り合いをつけていきたいですね。

涼しい「アチラ」の風習と気候を真似て、 電力を無駄 使いしたり、健康を害したりっていうのは、何とかして避けたいもの。

また日本の気候は、体格にも影響するらしい。明治時代、ベルツ博士は“日本人の胴長な体型は今後もずっと変わらないだろう”と予言しました。

日本人の体格は日本の風土によるものであり、この先、正座をやめて運動に励んだとしても、足が長くなることは、まず無いという考えです。 えーん。

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