2005.1月

表紙

 



■ラヂオ屋さん、という題の絵。
昨日まで聞こえていたラジオが聞こえなくなって、ラジオ屋さんが修理に来ました。
しかし、2時間たっても直る気配がありません。

ラヂオ屋「どうも不思議ですな、お宅は竹で出来た家じゃないんですか、 どうも電波がよく通じないようです」

後ろで爆睡している子供達が可笑しい。

この絵の出ている本は1928年発行ですが、ラジオ放送がはじまったのは
その3年前の1925年(大正14年)。最初はきっと不具合もあったことでしょう。

■最初の頃の放送は、かなりすごい音だったみたい。
寺田寅彦の書いたラジオの印象。

【突然頭の上でギアーギアーギアーギアーと四つ続けて妙な声がした。ちょうど鶏の咽喉(のど)でもしめられているかというような不愉快な声がした。それから同じ声で何かしら続けて物を言っているようであったが、何を言っているか自分にはわからないので同行者に聞いてみると「JOAK、こちらは東京放送局であります」と言ったのだそうである。】

ラジオを聞く人はこちらにも。

■ 愛宕山のNHK放送博物館は、 着物好きの方に向いている施設かもしれません。
その理由はこちら。


「竹馬へ 羽織を持って 追いかける」という川柳がついていました。
きっと、とても小さくて、ドロンコ汚れがついている羽織なのでしょうね。

こちらも、竹馬(bamboo legs)と凧。明治の横浜のようです。
子供の遊びをしているはずなのに、なんだか…すごい迫力…。

古い写真はこちらにも。




■「新聞は嘘だと 早い梅へくる」という川柳がついていました。こんなにキュートな爺さんになれるなら早く年をとりたい…という人、いませんか(笑

すてきなお爺さんはこちらにも。

水戸地方気象台の調べた梅の開花
平年は2月2日ですが、2005年度の開花は「去年の12月」です。
ぞぞっ〜。



牛飯屋の女中さん。美人も多い職種だったようですが、階段の昇降・皿小鉢の曲持ち……と、あまりの忙しさで「ローマンス」の芽生える暇が無かったとか。着物をまくって、太ーい足首を出していますね。

この絵の作者はどうも太い足首がお好きらしい。昭和4年のエッセイではモデル選びのことを書いているのですが、驚いたのがモデルさんを選ぶ基準です。

応募者の中から、なんと「ふくらはぎのあたりから足首にかけて重ったるく肉づきがよい」モデル(19才)を選んでいるではありませんか。しかもその体型を「私の期待と平素の趣味とを裏切らなかった」などと、ほめているのです。(「平素の趣味」って・笑)

この時は“ヒザ下のスラリとした娘”が、あっさり不採用になっていたのかもしれませんね〜

■着物で力仕事は、こちらにも。



あけましておめでとうございます。

「羽子板を 預けて帯を 締めなほし」

素朴な彼(髪の量が異常に多い!)が微笑ましいですね。

仲良し男女の絵はこちらにも。