2004.2月

表紙

 


まわれー右!と号令をかけられている明治の女の子達。はかま登校する女の子の絵はこちらにも


ビシビシ歩く、ブータンのおにいさん。ちゃんとした食べ物を、よーく噛んで食べているのだろうなあ、と思わせる人が多かったです。



大正時代の【サルまん】的な本に出ていた、 騒音の表現法です。

上は「料理やの2階における日本楽器の騒音」。これは今と同じように音符で表します。

下は、念仏の音がうるさくて勉強できない学生さん(老けてる!)。

大正時代は騒音も自然素材。どちらの絵も瓦屋根とカスリっぽい着物が描かれていますね。【サルまん】の中でも、音の表現法のページが好きでした。)


民族衣装の制服を着たブータンの小学生。、学校帰りにおもちゃ屋さんを覗いているところ。 右端の子は上半身脱いで腰にしばってます。Tシャツが襦袢のかわり。


大正時代の【サルまん】的な本に出ていた、女性の描き方。季節によって描き方をちゃんと変えましょう、というものです。

まず右は夏の女性。夏の着物は薄いので、身体のラインを出してかいてます。→原文「単衣(ひとえ)は字のごとく一枚の布である。従ってこれを着れば、身体の曲線が著しく現はれ…」

そして左は冬の女性。冬はモコモコした着物だから、夏ほどは身体の線は出さないように。→原文「袷(あわせ)は裏が付け加へられ、決して素肌に着ず、下には襦袢を着るから、Bのごとく身体の曲線は隠れ…」

夏の女性は強調しすぎ…という感じもしますが(笑)たしかに写 真展「木村伊兵衛と土門拳」で戦前の夏の着物を見ると、女性の自然な曲線が表れていて、いい感じでした。

この絵の作者は、どうも健康的な女性が好きらしく、他にはこんなのを描いてます。(ちなみに左の方にいる存在感の薄いオジサンの絵は、白地に黒い模様を描くか・黒字に白い模様を描くか、という例として挙げられています。)



美男ボーイのいるカッフェは常に女性客で満員。女達は、彼の気をひこうと大量 に注文していますが、美男ボーイは無関心です。

A子「ああ私は屈むと口から出る位食べてゐるのに、彼はなんとも思つてくれないのかしら」 D子「私なんか、ガマ口が空になるくらゐ注文したのに」C子「こんなに気持ち悪くなる位 も食べてゐるのに」

店長は“時給アップだ、忍くん!”とホクホク顔です。(原文は「このボーイ、滅多なこっちゃ離されないぞ。」だけど。)

この具合悪そうな表情!後ろの断髪ムスメはお財布の中身と相談しています




戦前のお昼どき。「昼休み、幾多のビルディングを眼下に見ながら屋上庭園でベースボールをやる。ボールはスポンヂ。時折女事務員が見に来る。」

女子事務員さんは、きもの姿。60年代映画によく出てくる「屋上でバレーボール」的なことって、戦前からやっていたのですねえ。ぽかぽかした日射しまで伝わってくるようです。


ブータンの尼さん。小麦色のお顔に鮮やかな赤が映えます。何かを食べながら歩いていました。その他のお坊さんはこちら




この絵にの題名は、「時代の相違は恐ろしい 」です。
“反り返って歩くモガのスタイル
前かがみにスクンデ歩く奥さんのスタイル、
ちょっと見ただけでもこの位の相違がある、
時代の相違は恐ろしい ”

…という説明文がついていました。
姿勢のいいモガを手放しでほめていないのが興味深い。その他、こんなモガも。