2003.7

表紙

 

「洋服に 手ぬぐい借りる 隠し芸」
右のおじさん、皿のたたき方に気合いが入っていますね。 私は、気取ったホテルやブティックを見ると、なーんか、この絵を思い出してしまいます。


7.14

ワラで出来たワラジや草履……かつては、こういう履き物が、道ばたにどんどん捨てられていたんだそうです。それを子供達が拾い集め、腐らせてから肥料として使ったんですって。

あとには何も残らない…。スッキリ〜!一話完結〜!(スニーカーを道に捨てても、こう上手くは行かないし)

幕末に日本を訪れた英国人プラント・ハンターの本「幕末日本探訪記」(講談社) にも、日本の道にワラジが散乱している様子が書かれていました。

この著者フォーチュン氏は園芸オタク。“きゃー! 日本って綺麗!きゃー!珍しい植物がいっぱい!きゃー!”といった感じの、ウキウキした本です。「王子は日本のリッチモンド」「隅田川はテムズ川」的な表現が多いから、ロンドンと植物の好きな人にむいてるかもしれません。(←私にはチンプンカンプンでした)


ブータンの空港。空港の職員も全員、民族衣装でした。

7.12

電気以前の明るさ   暗い!実際には目が慣れるから、もう少し見えるのでしょうけど…。

■キャベツ料理を失敗し続けてきた私が、はじめてうまくいった料理=キャベツとアンチョビーのスパゲッティ。  「湯を完全にきってしまうと、スパゲッティの口ざわりが、ねばりのでたものになってしまう。」←知らなかった…。知るのが遅すぎましたね!


7.10

アラーキーの本で「着物は盛装で、性装」という文をチラリとみかけました。(←着物はそれだけ魅力的な服だよ、っていう意味なのでしょう。

そして、戦後からつい最近までの間、着物って文字通 り「盛装」か「性装」ぽかったような気がします。着物を着ているのはあらたまった席か、そうでなけりゃ川島なおみサン、といったイメージ。

着物の為のメイクやマナーの本も、「着物=晴れ着」という前提で作られていたみたいです。(ファンデーションはいつもより白めにしましょう、とかね)。

今、21世紀。盛装でも、性装でもない人が増えてきましたね!ホクホク。


7.9

「昭和館」(九段下)体験記より抜粋

“この昭和館に展示されているものは、基本的に、昭和のもっとも暗かった、第二次大戦直前から、戦中・戦後の時代のものばかりだ。ただ、これだけを展示していたのでは、昭和というものが暗く、希望のなかった時代だというふうに、若い人々にとられてしまわないか? 

“もっと街がカッコよく、東京の並木道が喧噪にあふれていた、活気ある昭和も見せなくては、若い世代は、過去を知ろうとは、あまり思わないのではないだろうか ”

森茉莉さんが褒め称えている「戦前の昭和」のことも、ちょっと知りたいですよね〜


■ブータン女子の着付け。1枚の布をジャンパースカート風に巻き巻きします。土足文化なので、服に土がつくのをあまり気にしないそうです。このムスメさん(←恥ずかしがり屋でした)の服にも、けっこう草が付着していて、嬉しくなってしまいました。




「提灯が 蛙の声の 中を行き」
これだけ暗ければ、毛穴すっきりパックとか使わなくても良さそう。

7.7

下駄 が爽やか!

■知らない間に、筧利夫とロンブーのあつしが黒髪になっていて嬉しいです。この2人は黒髪がむいていると思うので…

あと、スカパーで50〜60年代映画を見ていると、着物姿の脇役にラーメンズの眼鏡の人に似た女性が 多いような気がします。

ついでにいうと60年代映画はdondokodonヒラハタ(ぐっさんじゃない方)に似た女性が着物を着て、強引に「バーの美人ママ」役で出ていたりして可笑しい。

■…と、愉快そうに芸能人の名前をあげみたものの、私の気分は、雨でかなり弱まっております。


7.6

突然ですが、 「蛍光灯」って戦前の日本には存在しなかったんですね!はじめて知りました。蛍光灯が発明されたのは1938年のアメリカ。翌年1939年から第二次大戦になります。

つまり、みんなが着物を着ていた世界(戦前)は、蛍光灯の無い世界…。

戦前は、着物を「作る人」も「着る人」も、わりと黄色っぽい照明(ランプや白熱灯・ロウソク)か、太陽光に照らされていたことが多かったでしょう。照明の数も、今よりずっと少なかったはず。

もしかしたらアンティーク着物の色合いは、こういう光の下で一番美しく見えるように計算されていたのかもしれませんね!

谷崎潤一郎さんは、日本の照明は明るい!明るすぎるう!と嘆いていますが、今とは比べモノにならないかと。(蛍光灯の一般 への普及は戦後の1950年頃からだそうです。



ブータンのお家。チョコレートクッキーの色合い。

柳宗理さんの新刊エッセイに、ブータンのことを褒めた文章がありました。建物がさっぱりしてるし、服装も美しいと…(よろこびー)

ところで私がブータンの民家にお邪魔した時、中の階段がとても急なのに驚きました。階段というより梯子のよう。

この階段を重量級の骨太お婆さんが(こういう感じ)、ちゃんと上り下りしているんですねえ!ガイドさんが“ブータン人は丈夫だから、年とってもヒザが痛くならない” とか、自慢していました。

またブータンの人は「ご飯を食べ終えてから、お酒をのみはじめる」のだそうです。日本みたいに「おつまみだけ軽く食べて、早速、夏バテに。」とかいう心配も、無さそうですね!
着物っぽい国ブータン旅行記


「悪い道 手が板塀を 歩くなり 」
 左端にいるトリさんも可愛いですね!

7.3

1920年代・函館の見返り美人。ダイナミックな振り返り方!ふんばった下駄 がたくましい〜。

■先日、新宿に行きました。目的地(“川田広樹のお笑い保安官”)に行くのに、JRのどの出口から出ればいいのか、さっぱりわかりませんでした。生まれた時からJR中央線を利用してるんですけどねえ…新宿駅は本当に謎です。渋谷駅も謎です。


7.2

■東京繁昌記(木村荘八・岩波書店)によると 明治まで東京の街景は 「黒と白と樺色と紺と緑」で構成されていたのだそうです。その他の色が少なかったんだとか!

黒・白・樺色・紺・緑で出来た東京。ああ〜。
今じゃ想像もできませんな。

03年の東京は、NOVAとマツキヨとアコムとミニストップの看板で出来ている。

■ana部さんのところで知った
愛宕山から見た江戸のパノラマ(幕末)  
ちょっと重いかもしれませんが、ぜひご覧下さい! たしかに白と黒で出来ている?


「川べりに あぐらをかけば そこがカフェ」 犬子

ブータンは「あぐら」で巻きスカートの国。 (日本の女性も近世初頭までは、階層を問わず、さかんに「あぐら」をかいていたんですってね。)
着物っぽい国ブータン旅行記